「VPN番号」と検索して、このページにたどり着いた方もいらっしゃるかもしれません。VPN番号とは、VPNの仕組みに関する誤解から生まれた、よく見られる誤った検索キーワードです。実際のところ、「VPN番号」という名称の番号は存在せず、IPアドレス、ポート番号、サーバー番号など、VPNを使う際に登場する番号と勘違いされている可能性があります。この記事では、どの番号をVPN番号であると勘違いしているかを解消し、各番号の役割について解説していきます。
【クイックガイド】VPN番号と勘違いされやすい番号

「VPN番号」と検索しているユーザーの方は、VPNに関する他の番号と混同している可能性があります。ここでは、混同されがちな番号を挙げて、各番号の概要について説明します。
勘違いその1:VPN番号=電話番号
VPNを使って実際の電話番号を隠せる、または電話番号をマスキングできる「VPN電話番号」というものがあると勘違いされているユーザーの方がいらっしゃいます。VPNは実際のIPアドレスをVPNサーバーのアドレスでマスキングして隠せますが、実際の電話番号を隠したりマスキングすることはできません。
勘違いその2:VPN番号=アカウントID
VPNのプランに加入すると、VPNに接続するための自分専用の「番号」が付与されると勘違いされているユーザーの方もいらっしゃいます。VPNへの接続・アカウントのログインにはアカウントIDは必要なく、ログイン情報(メールアドレスとパスワード)しか使いません。
勘違いその3:VPN番号=単一の識別子
VPN自体が個人固有の番号(識別子)であると勘違いされているユーザーの方もいらっしゃいます。VPNはそのような番号ではなく、IPアドレス、ポート番号、サーバーアドレスなど、複数の番号が連携して機能する「仮想プライベートネットワーク(Virtual Private Network)」です。
勘違いその4:VPN番号=サーバーのアドレス
これは「VPN番号」という概念に最も近い誤解例でしょう。VPNに接続すると、VPNサーバーのIPアドレスが割り当てられますが、これは確かに「番号」です。しかし、これは「あなたのVPN番号」ではなく、IPアドレスを割り当てているサーバーのアドレス番号です。
VPNとは?VPNの仕組み
まずは、インターネットへのアクセス方法を理解しましょう。インターネットへアクセスするには、ISP(インターネットサービスプロバイダ)があなたのネットワーク(モバイルネットワークに接続している場合は端末)にIPアドレスを割り当てる必要があります。
IPアドレスは、インターネット上の住所や郵便番号と同じような存在で、おおよその物理的な位置情報とも紐づけられています。ユーザーがWebサイトを訪問すると、そのユーザーのIPアドレスを認識して、どのページに移動したかなどを追跡することができます。IPアドレスはISPによって割り当てられ、通信データはISPのネットワークを経由して送信されるため、ISPはユーザーのすべての通信を監視することができます。
VPNに接続すると、特定のVPNプロトコルが適用され、通信は安全な仮想トンネルを経由してVPNサーバーへと転送されます。この過程で、あなたの端末とVPNサーバーの間だけで共有されている独自の暗号鍵で通信が暗号化されますので、ISPや第三者はあなたの通信データを読み取れなくなります。
VPN接続中は、訪問サイトにはあなたの実際のIPアドレスは表示されず、代わりにVPNサーバーのIPアドレスが表示されます。ISPは、あなたの端末がVPNサーバーのIPアドレスに接続していることは把握できますが、アクセスしているWebサイトや通信内容を把握することはできません。VPNは、あなたの実際の所在地をマスキングして、第三者によるオンライン上の活動追跡・データ傍受を防止するプライバシーツールです。
通信の暗号化は、特に公共Wi-Fiを利用する際には不可欠です。公共Wi-Fiは、セキュリティ対策が不十分だったり、構成に問題があることがあり、ネットワークに接続している他のユーザーに通信を傍受されたり、サイバー攻撃を仕掛けられるリスクがあります。VPNは、あなたの端末とVPNサーバー間の通信をスクランブル処理することで他者から通信内容を隠し、データ傍受を防ぎます。
VPN番号とは?VPN番号と勘違いされがちな番号を解説

「VPN番号」という名称の番号は実際には存在しないため、「VPN番号とは」等と検索している方は、VPNに関連する別の番号について探していらっしゃる可能性があります。ここでは、VPN番号と勘違いされがちな番号を挙げて、その番号が実際には何なのかについて見ていきましょう。
IPアドレス
Webサイトにアクセスする際、あなたのリクエストには必ずIPアドレスが含まれます。これは(192.168.1.33のような)一意の数字の組み合わせであり、サーバーや他のネットワークが、あなたのウェブリクエストに応答するデータをどこに送信すべきかを把握できるようにするものです。
パブリックIPアドレス(グローバルIPアドレス)は、ISPや組織から割り当てられるアドレスで、それぞれのIPアドレスは地理的位置に関連付けられています。ISPは膨大な数のIPアドレスを所有しており、これらのアドレスは各ISPがカバーするエリアのサーバーに紐付けられています。ISPのプランに加入すると、ISPはあなたにIPアドレスを一つ割り当てます。
IPアドレスはインターネットへの「乗車切符」のような存在ですが、出来れば公開したくないおおよその位置情報も含まれています。つまり、インターネット上であなたのIPアドレスを見た第三者(サイト、組織、ユーザーなど)は誰でも、そのIPアドレスに関連付けられた位置情報を調べ、あなたのおおよそのロケーションを特定できてしまいます。
VPNを使うと、あなたの通信はISPを介して世界中のサーバーの中からあなたが選択したVPNサーバーへ転送されます。つまり、VPNサーバーのIPアドレスを事実上「借りる」ことになり、実際の位置情報を隠して、まるで全く別の場所からインターネットを利用しているかのように見せることができます。「VPN番号の確認方法」などと検索している方は、VPNサーバーのIPアドレスを探していらっしゃる可能性がありますが、VPNサーバーのIPアドレスは、お使いのVPNアプリ内から確認できます。
CyberGhostは広大なネットワークを保有し、世界中にVPNサーバーを配置していますので、さまざまな国や都市のIPアドレスを取得することができます。当社では、RAM専用サーバーと強力な暗号化でお客様のデータを万全に保護しており、ノーログポリシーも採用していますので、お客様の閲覧履歴を追跡・保存することは一切ありません。本社はルーマニアにあり、お客様の個人情報を保護する厳格なプライバシー関連法規が適用されるため、安心してご利用いただけます。
共有IPと専用IP
VPNを使うと、ISPから割り当てられたIPアドレスがVPNサーバーのIPアドレスに置き換わるわけですが、VPNアプリ内などで「共有IP」・「専用IP」という名前を目にしたことがあるかもしれません。これらはいずれも一意の数字の組み合わせで構成された通常のIPアドレスですが、「共有」や「専用」という用語は、IPアドレスの割り当て方法(誰に・どう与えるか)や、その使われ方(使い道)に関連しています。
- 共有IP:VPNに接続すると、共有IPアドレスが割り当てられます。これは、あなたと他の多くのユーザーで共有して使われる「パブリックIPアドレス」です。共有IPを使うと、あなたのオンライン活動が他の多数のユーザーのオンライン活動に埋もれて、個人の特定が更に困難になるため、プライバシーの面では非常に有利です。しかし、同じIPアドレスを使用している他のユーザーが不正行為を行った場合、Webサイトやサービスへのアクセスがブロックされることもあります。このような場合は、サーバーに再接続したり、別のサーバーに切り替えたりすると、基本的には別の共有IPアドレスが割り当てられます。
- 専用IP:専用IPは、サブスクリプションの有料追加オプションとして提供されていることが多いです。専用IPを契約すると、自分専用のIPアドレスを取得できます。共有(動的)IPとは異なり、VPNの専用IPは「固定(静的)IPアドレス」です。そのため、特定のIPアドレスからのみアクセスを許可するオンラインバンキングや社内システムへのアクセス、Webサイトのホスティングなどで推奨されます。
結果として、共有IPと専用(固定)IPのどちらを選ぶべきかは、個々のニーズや用途で異なります。プライバシーの強化とコストパフォーマンスを重視する場合は、共有IPがおすすめです。特定の用途で固定のアドレスIDが必要な場合は、専用IPが良いでしょう。CyberGhost VPNでは、両方のオプションを提供しています。デフォルトでは共有IPが割り当てられますが、アドオン機能として専用IPを取得することも可能です。
VPNプロトコル
VPNは、接続ボタンをクリックするだけで通信を保護できますが、その裏側では、特定のプロトコル(あなたの端末とVPNサーバーの間でどのようなルールで安全に通信を送受信するかを決定する通信規格)が作動しています。プロトコルのルールには、VPNの計算方法(暗号化)が使われているため、暗号鍵の数字などをVPN番号と勘違いされる場合があるかもしれません。なお、以下のような代表的なプロトコルには、それぞれの特長があります。
- OpenVPN:速度とセキュリティのバランスが両立されたプロトコルで、安定性において最も優れています。
- WireGuard®:超高速通信とシンプルなコード設計が特徴の、新しいVPNプロトコルです。
- IKEv2:インターネット接続が切断されても素早く再接続できるため、スマートフォンに適しています。
どのプロトコルを選ぶべきかは、VPNの用途や優先したいことによって異なります。通信速度またはセキュリティを重視したいか、または特定のネットワーク制限を回避したいなど、あなたが達成したい目的に応じてプロトコルを切り替えましょう。
プロトコル選びは複雑に感じられるかもしれませんが、CyberGhost VPNを始めとする多くのVPNアプリは、お使いの端末、通信環境、ニーズに基づいて、自動的に最適なプロトコルを選択してくれます。あなたは、サーバーの国または都市を選んで、接続ボタンをクリックするだけでOKです。手動でプロトコル設定を変更したいという特別なニーズがない限り、VPNのデフォルトの自動選択で全く問題ありません。
ポート番号
通信データを運ぶデータパケットは、宛先に到達する過程でポートを経由します。これらのポートは、特定の種類のオンライン活動やツール、サービスが通信を行うための専用の「チャネル」または「窓口」のような役割を果たします。各VPNプロトコルは、それぞれ異なるポート番号を使用し、ユーザーの端末とVPNサーバー間の安全な通信接続を確立・維持します。
ポート番号によって、VPN通信のパフォーマンス、セキュリティ、および互換性が左右されますが、きちんとしたVPNプロバイダであれば、最適なポートとプロトコルがデフォルトで設定がされているはずです。
以下のVPNポートがよく使われています。
- OpenVPN:1194 (UDP)、443 (TCP)。
- IKEv2/IPSec:500 (UDP)、4500 (UDP)。
- L2TP:1701 (TCP)。
- PPTP:1723 (TCP)。
UDPとTCPは、インターネットでデータを運ぶトランスポート層のプロトコルで、それぞれ異なる性質を持っています。UDPは「スピード重視のハガキ」的存在で、データパケットを素早く送信しますが、届いたかどうかを確認することはしません。そのため、UDPは遅延なくリアルタイムにデータを届けることが最優先されるストリーミングやゲームに最適です。
一方、TCPは確実性を重視するプロトコルで、「追跡可能な郵便小包」のような存在で、すべてのデータパケットが正しい順序で届くよう綿密に確認します。データの正確性と信頼性が最も重視されるメールの送受信やファイルのダウンロードに不可欠なプロトコルです。UDPとTCPにはそれぞれの強みがあり、CyberGhost VPNを始めとするVPNサービスでは、どちらを使用するかを手動で選択することもできます。
VPNのサーバー数
自社のサーバーの多さをアピールポイントとしているVPNサービスも多いですが、数が多いからと言って必ずしもあなたのニーズに応えられるというわけではありません。サーバーの数の多さよりも、計何か国でサービスを利用できるのか、また高速通信を維持できるか、といった点の方が重要です。プロバイダーが数千台のサーバーを保有していても、基盤となるネットワークインフラが脆弱であれば、結局は低速に悩まされることになります。
そのため、VPNサーバーの台数だけを見て騙されないようにしましょう。VPNサーバーの「台数」ではなく、サーバーが配置されている「国の数」が多いほど、通信のカバー範囲が広がり、ネットワークの混雑が緩和されるので、高速通信を維持できたり、より多くの国でプライバシーを守ったり、オンラインコンテンツにアクセスできるようになります。よって、サーバーが配置されている国が多く、高速かつ安定したネットワークを保有するVPNサービスを選ぶのが最善です。
DNSサーバーの番号
DNSサーバーは、いわばインターネットの電話帳のようなものです。電話帳は、個々の名前に対して電話番号を参照できますが、DNSサーバーの場合は、個々のWebサイト名(例:www.google.com)に対してIPアドレス(142.250.186.14など)を照合できます。その後、DNSサーバーは、サイト名(ドメイン名)をIPアドレスへ変換し、ユーザーがサイトにアクセスできるようにする仕組み(名前解決)を担っています。
VPNに接続すると、DNSリクエスト(名前解決の要求)は、暗号化されたVPNトンネルを経由してVPNサービスが指定したDNSサーバーに送信されます。そのため、ISPはあなたが訪問しているサイトを把握することができなくなり、DNS漏洩のリスクも軽減できます。一部のVPNサービスでは、カスタムDNSサーバーのオプションもあります。
エラーコード
VPNを接続中に障害が発生すると、画面上にエラーコードが表示されることがあります。VPNソフト・アプリのこれらの数値(またはテキストコード)は、障害の原因を知らせるものです。各コード番号は特定の障害に紐づけられているため、VPNの開発者(場合によってはユーザー自身)は、よりスムーズに障害を解決できるようになります。例えば、「エラー 691(ユーザー名またはパスワードが間違っているときのエラー)」や「エラー 800(VPNサーバーへの接続を確立できないときのエラー)」などがあります。
VPNの電話番号
ネット検索で、「VPN番号を取得する方法は?」や「VPNで電話番号を隠すことはできますか?」などといった質問をされている方もいらっしゃいます。VPNは、便利なオンラインプライバシー・データセキュリティツールですが、あくまで個人のIPアドレスと通信データを隠すことが出来るものであり、電話番号を隠すことはできず、電話の着信や発信に対して直接的な影響を与えることもありません。
VPNカスタマーサポートの番号
問題が発生したときや、VPNについて知りたいことがあるとき検索を掛けるのは、IPアドレスやポート番号ではなく、VPNカスタマーサポートの番号かと思います。CyberGhost VPNに関しては、「電話が繋がらりづらい」などといったトラブルを回避し、より効率的にお客様をサポートするため、電話サポートは行っていませんが、以下のカスタマー窓口でお客様のお悩みを全面的にサポートしています。
電話サポート以外の複数のサポートチャネルで、必要な時に必要なサポートを直ちに提供できるよう、より効率的な体制を整えていますので、いつでもお気軽にご連絡ください。
「VPN番号」の勘違いを解消しましょう
VPNを機能させるための「VPN番号」というものは存在しません。「VPN番号」というキーワードで検索されている場合、実際には、VPNのIPアドレス、ポート番号、サーバーアドレス、エラーコードなどと勘違いされていらっしゃる可能性があります。これらの番号は、VPNの設定や接続状況の確認、障害が発生した時のトラブルシューティングなどに関連するものです。
なお、これらの番号はご自身で設定したり管理する必要はありません。CyberGhost VPNは、VPNプロトコル、ポート番号、サーバーアドレス、暗号化などがデフォルトで設定されており、お客さまは接続ボタンをクリックするだけでVPNサーバーのIPアドレスを取得できます。CyberGhost VPNなら45日間の返金保証(月額プランの場合は14日間)付きですので、使用感をリスクフリーで体験してみてください。
よくある質問
VPN番号はどこで確認できますか?
「VPN番号」という名称の番号は存在しません。VPNから割り当てられたIPアドレスのことなら、VPNアプリでVPNに接続するとアプリ内で確認できるほか、IP検索ツールを使って確認することもできます。また、VPNサーバーのアドレスやポート番号などの接続詳細情報は、アプリの詳細設定などで確認できるかもしれません。
VPN番号は何に使われるのですか?
VPNに単一の「番号」があるというのは誤解です。「VPN番号」というものは存在しませんが、VPNに関連する番号だと、位置情報をマスキングするためのVPNのIPアドレス、通信先を指定するポート番号、仮想的な位置を取得するためのVPNサーバーのアドレスなどがあります。これらの番号はユーザー側で管理する必要はなく、VPN側で自動で連携してプライバシーを保護します。
自分のVPNポート番号を知りたいのですが?
VPNポート番号は、ご利用のプロトコルや設定によって異なります。例えば、OpenVPNでは通常UDPポート1194またはTCPポート443が使用され、IKEv2/IPsecではUDPポート500および4500が使用されています。ほとんどのVPNアプリは適切なポートを自動で選択するため、ご自身でポート番号を確認したり変更したりする必要はありません。
VPNのIPアドレスが頻繁に変わるのはなぜですか?
大半のVPNサービスは共有IPアドレスを使用しているため、サーバーに再接続したりサーバーを切り替えたりすると、その都度異なるIPアドレスが割り当てられる傾向があります。これは共有IPアドレスにおいて正常な動作です。常に同じVPNのIPアドレスが必要な場合は、あなた専用(固定)のIPアドレスをオプション提供しているVPNサービスを検討しましょう。
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