Statista1によると、WhatsAppは30億人以上のユーザーを抱える、世界で最も人気のあるメッセージングアプリの一つです。その人気ゆえに、個人情報やお金、アカウントを狙う詐欺師にとって格好の標的となっています。
友人や家族になりすますものから、偽の投資アドバイスを持ちかけるものまで、WhatsAppの詐欺師は、警戒していない人をだますためにあらゆる手を尽くします。この記事では、よくある詐欺の手口、注意すべき兆候、そして自分が詐欺の標的になっているかもしれないと感じたときの対処法を解説します。
よくあるWhatsApp詐欺の手口
なりすまし詐欺

詐欺師は、知り合いになりすましてWhatsAppで連絡してくることがあります。 「mom and dad(マム・アンド・ダッド詐欺)」、「hi mum(ハイ、マム詐欺)」、「friends and family(友人・家族詐欺)」とも呼ばれるこの手口では、ソーシャルエンジニアリングを利用して個人情報を開示させたり、お金を送金させたりします。
よくある手口のひとつは、見知らぬ番号から、携帯電話をなくした知り合いを装ったメッセージが届くものです。その後、モバイルバンキングにアクセスできないため、請求書や罰金の支払いなど、緊急の用件を手伝ってほしいと頼んでくることがあります。
詐欺かどうか確認するには、相手の元の番号に連絡して、話の内容を確認してください。連絡が取れない場合は、疑わしい相手にビデオ通話を求める方法もあります。ビデオ通話は、現在の技術で偽装できないわけではありませんが、なりすますのがはるかに難しいです。
認証コード詐欺
認証コード詐欺では、身に覚えのない認証コード(通常4桁または6桁のワンタイムパスワード(OTP))が送られてきます。詐欺師は、定期的なセキュリティ確認を装ったメッセージを送ったり、知り合いになりすまして「間違えてあなたの番号に認証コードを送ってしまった」と伝えたりします。
実際には、そのコードを使ったパスワードのリセットや、2要素認証(2FA)の完了によって、アカウントにログインしようとしています。WhatsApp番号を自分のデバイスに登録し、すべてのチャットや連絡先にアクセスできるようにすることもあります。
他によくある詐欺の兆候としては、SMSやTelegramなど、別のサービスを通じて送られてきたコードを教えるよう求められることもあります。
出会い系詐欺
出会い系詐欺は多くの場合、WhatsApp外のマッチングアプリから始まります。しばらくやり取りをした後、詐欺師は利便性を理由にWhatsAppに移行するよう求めます。また、共通の知人から番号を教えてもらったと主張して、WhatsAppで直接連絡してくることもあります。
詐欺師は次に、自分たちの目的を達成するために相手との偽の関係を築きます。例えば、豚の解体詐欺(pig butchering scam)では、偽の投資話を持ちかけて投資させようとします。長期にわたって関係を引き延ばし、頻繁にお金や贈り物を要求するケースもあります。さらに、ヌード写真を送るよう圧力をかけ、それを使って脅迫する詐欺師もいます。
詐欺だと気づかれずに目的を達成するために、詐欺師は関係を急速に進展させようとしたり、「ラブボミング」(過剰な愛情表現)をしたり、実際に会う約束を繰り返しキャンセルしたりします。AIで生成された自撮り写真、話のつじつまが合わない身の上話、ビデオ通話や直接会うことを避ける言い訳などの警告サインに気づかせないよう、感情を利用するのが手口です。
テキスト、音声、ビデオを使ったフィッシング詐欺

詐欺師は、偽のWhatsAppメッセージを送りつけて、リンクのクリックやファイルのダウンロード、個人情報の返信を促します。例えば、「この動画に映っているのはあなたですか?」というメッセージは、偽の動画リンクをクリックさせるためによく使われる誘い文句です。実際には、詐欺サイトに誘導されたり、そのメッセージが連絡先に転送されたりします。
政府機関や配送業者、銀行からの連絡、あるいは「アカウントがブロックされました」といった通知を装ったメッセージが送られてくることもあります。いずれも、リンクをクリックさせ、何らかの操作を完了させることが目的です。例えば、配送先住所の確認を求めるメッセージを送り、個人情報を盗み取ろうとするケースもあります。
こうした詐欺によって、ログイン情報の盗難や金銭的な被害、マルウェア感染につながることがあります。最近では、詐欺師は生成AIを利用して、こうしたメッセージをより本物らしく、個人に合わせた内容にしています。さらに、音声メッセージや動画まで偽造し、フィッシング攻撃をより巧妙にすることさえあります。
「間違い電話」を装った詐欺
詐欺師は、間違い電話を装って会話のきっかけを作ります。最初は、別の誰かに連絡しようとしていたかのように振る舞います。番号が間違っていることを伝えると、正しい番号を知っているか尋ねたり、別の話題に切り替えたりして、会話を続けようとすることがあります。
彼らは親しみやすい態度を取りながら、こちらを騙す隙をしつこく狙っています。もし会話が個人的な内容や投資の話に発展し始めたら、詐欺を疑ったほうがよいサインです。
投資・暗号資産詐欺

こうした詐欺には、よくあるパターンがあります。詐欺師は、「あなただけに」「有望な」投資機会を持ちかけてきます。偽の成功談や財務報告書などを見せて、実際に利益が出ると信じ込ませ、暗号資産や株式、FXへの正当な投資機会であるかのように装います。
中には、WhatsAppやTelegramといったアプリ上の投資グループチャットに加入させてくるケースもあります。こうしたグループには偽の参加者が大勢紛れ込んでおり、偽の運用実績を投稿して投資話を本物らしく見せたり、新たに参加した人に投資を促したりします。参加者の中には、ねずみ講の初期段階で実際に利益を得た投資家が含まれていることさえあります。
最初のうちは、「この仕組みが機能している証拠」として、実際に少額の利益を受け取れる場合もあります。しかし、より大きな金額を入金すると、詐欺師が姿を消したり、予期せぬ事情で資金を失ったなどと主張することがあります。さらに、追加投資を迫ったり、出金には前払いの手数料が必要だと言って、追加の金銭を要求してくることもあります。
求人詐欺
これは、詐欺師がWhatsAppユーザーに偽の求人を持ちかける手口です。 突然求人のオファーが届くこともあれば、求人サイトやフリーランス向けプラットフォーム、ビジネス向けSNSなど仕事を探している人を狙って接触してくる場合もあります。
詐欺師は多くの場合、実在する企業や採用担当者を装います。非常に高い給与、手厚いボーナスや福利厚生、柔軟な勤務時間、在宅勤務など、できるだけ魅力的な条件を提示してきます。
彼らが本当に狙っているのは個人情報です。応募フォームへの入力や履歴書の送付を求めたり、偽の面接を受けさせたりします。中には、その仕事を得るために必要だとして、応募料や紹介料の支払いを求めてくるケースもあります。
もっと単純な手口もあります。前払いの報酬なしで単発の仕事をさせ、仕事を終えるとそのまま連絡を絶ってしまうというものです。
「WhatsApp Gold」など、偽アプリを騙る詐欺
この詐欺は、実在しないWhatsAppの「プレミアム」版への無料アップグレードを持ちかける手口です。
「WhatsApp Gold」は、約10年前に何千人もの人々を標的にした詐欺手口です²。著名人や社会的地位の高いユーザー向けの特別な機能を備えた、プレミアム版のWhatsAppだと謳っていましたが、実際にダウンロードされるのは、偽アプリや、ウイルス、ランサムウェア、インフォスティーラーなどのマルウェアでした。
現在でも、形を変えた同様の詐欺手口が時々登場します。中には、アップグレードを口実に、支払いを求めたり、アカウント情報の入力を求めたりする偽装ウェブサイトに誘導するものもあります。
プレゼント・懸賞詐欺
無料プレゼントや割引、懸賞を餌にするのは、昔からある詐欺の手口です。この手口では、抽選や宝くじに当選したというメッセージを送り、幸運な当選者であると思わせます。
賞品を受け取るには、本人確認を済ませたり、少額の手数料を支払ったり、別の作業を完了したりしなければなりません。信ぴょう性を高めるために、詐欺師はアンケートへの回答やアカウントの作成、偽の報酬アプリのインストールなど、まるで自分で賞品を獲得しているかのように思わせる、より手の込んだ作業を求めてくることもあります。
前払い金詐欺
最もよくある手口は、マーケットプレイスやWhatsAppの売買グループで、オンライン出品者を装うものです。 偽の商品は、物件の賃貸や売買、投資案件、各種サービス、コレクター向けの商品などさまざまです。
買い手が見つかると、その「出品者」はWhatsApp上で親しくなったり、購入を急かしたりして、取引を成立させようとします。よくある手口の一つは、他にも興味を持っている買い手が大勢いると主張し、商品を確保するための「前払い金」を要求するというものです。また、前払いは不要と言いながら、送料や関税、手数料だけは負担するよう求めてくることもあります。
詐欺出品者は、なぜ直接会えないのか、なぜ前払いが必要なのかについて、もっともらしい話をでっち上げることがあります。最初の金額を受け取ると、そのまま姿を消したり、さらに支払いを要求したりすることもあります。すでに支払ったお金を無駄にしたくないという「サンクコスト効果」を利用して、さらにお金を払わせようとするのです。
カスタマーサポートを装った詐欺

詐欺師は、リアルタイムでサポートを提供するカスタマーサポート担当者になりすますこともあります。WhatsAppや、Facebook、Instagramなどの他のMetaサービスの担当者を名乗り、アカウントに問題があると伝えてきます。
本物のスタッフと同じように詳しい知識があるように見せるため、プロフィールから公開されている情報を調べて利用することもあります。さらに、アカウントにアクセスできなくなるなどと警告し、不安や恐怖をあおる手口もよく使われます。ビジネス目的でアカウントを利用しているユーザーは、アカウントにアクセスできなくなると仕事上の機会を失う可能性があるため、特に狙われやすいです。
本物のサポート担当者だと信じ込ませると、ログイン情報を求めたり、画面を共有させたり、認証手続きを行わせたりすることがあります。
WhatsApp詐欺の見分け方
基本的な心構えとして、予期しないメッセージや不審なメッセージには注意しましょう。特に、次のような特徴がある場合は要注意です。
- 見覚えのない電話番号。知らない相手や見慣れない番号、見慣れない国番号から突然届いたメッセージには、特に注意しましょう。
- 金銭の要求。信頼できる相手だと確信できない限り、WhatsAppの連絡先への送金や支払いは避けましょう。
- 緊急性を強調する要求。相手が何度も事態をエスカレートさせたり、遠回しに脅してきても、自分の良識ある判断に反して行動しないようにしましょう。
- スペルや文法の間違い。「公式」を装ったメッセージは注意深く確認しましょう。単純な誤字脱字だけでなく、正規のものに見せかけるために、URLやメールアドレス、電話番号をわずかに変更していることもあります。
- 定型的な挨拶や返信。不自然で内容が曖昧、AIが生成したように感じられる、あるいは定型文のようなメッセージには注意しましょう。こうした特徴は、詐欺師によるメッセージによく見られます。
- ビジネスアカウントを持たない事業者。ビジネスアカウントを持っていない事業者からのメッセージには注意しましょう。特に、普段その事業者が利用している連絡手段でない場合は要注意です。
- 不審なリンクや添付ファイル。信頼できない相手から送られてきたリンクは開かず、ファイルもダウンロードしないようにしましょう。デバイスやブラウザ、セキュリティソフトから警告が表示された場合は注意してください。ログインや情報の共有、購入を行う前に、そのウェブサイトが安全かどうかを確認しましょう。
- 現実離れしたオファー。信頼できるか確認できない相手からの、あまりにも条件がよすぎるオファーには注意しましょう。
- 不審な依頼。明確な理由がなく、相手を信頼できると確信できない限り、認証手続きやメッセージの転送、情報の共有、アカウントの譲渡、別のプラットフォームへの移行は避けましょう。
- 消えるメッセージ機能。相手が自分の同意なく消えるメッセージ機能を使っている場合は注意しましょう。証拠隠しや、会話を都合のよい方向へ誘導する目的で利用している可能性があります。
WhatsApp詐欺から身を守る方法

WhatsAppには、非公開プロフィール、自動スパム検知、不審な活動を知らせるアラートなど、詐欺から身を守るための機能が備わっています。それでも、追加の設定や日頃の習慣を取り入れることで、詐欺の被害をさらに防ぎやすくなります。
- 二段階認証(2FA)を有効にする。認証コードの入力を求める設定にすることで、詐欺師によるアカウントの乗っ取りや、電話番号が知らないデバイスで使われるのを防ぎます。
- プライバシー設定を見直す。知らない番号からの着信をブロックしたり、他のユーザーが自分をグループに追加できないようにしたり、プロフィール情報を閲覧できる人を制限して、自分の情報がさらされる範囲を最小限に抑えましょう。
- グループを管理する。 自分が管理するグループについて、管理者以外のメンバーが他の人を追加できないように設定しましょう。利用していないグループからは退出しましょう。
- すべてを最新の状態に保つ。WhatsAppアプリ、デバイス、ブラウザ、セキュリティソフトを常に最新の状態に保ちましょう。古いシステムの脆弱性は、ハッカーに狙われることが多いです。
- リンク済みデバイスを確認する。アカウントに連携しているデバイスを確認し、見覚えのないデバイスや、もう使っていないデバイスがあれば、ログアウトしておきましょう。
- メディアの自動ダウンロードをオフにする。不審なチャットから悪意のあるファイルを誤ってダウンロードしてしまうのを防ぎます。
- ユーザーネームを使い回さない。WhatsAppでユーザーネームを設定する場合は、他のアカウントと結び付けられないよう、WhatsApp専用のユーザーネームを設定しましょう。
WhatsAppで詐欺に遭ってしまったら?取るべき対処法
もしWhatsApp詐欺に遭ってしまったと思っても、まだ打てる手はあります。適切な対応を取ることで、実害を防ぎ、被害の拡大を食い止め、ダメージを最小限に抑えることができます。
- やり取りをやめる: 詐欺師とのやり取りは直ちにやめましょう。ファイルのダウンロードやフォームへの入力など、相手の指示で行っていたことがあれば、それもすぐにやめてください。
- ブロックして通報する。同じ番号から連絡が来ないよう、相手をブロックしましょう。相手を通報すると、WhatsAppにそのチャットの直近5件のメッセージと、ユーザーIDまたはグループIDが共有され、詐欺師の特定や調査に役立てられます。
- WhatsAppアカウントを安全にする。誰かが自分のアカウントにアクセスした疑いがある場合は、アカウントの利用状況を確認し、すべてのデバイスからログアウトして、2要素認証(2FA)を有効にしましょう。詐欺師に狙われた可能性のある他のアカウントについても、同じように対策してください。
- 連絡先に知らせる。自分になりすまして送信されたメッセージがないかチャット履歴を確認し、該当する相手には注意を呼びかけましょう。
- ウイルス対策ソフトで確認する。ファイルをダウンロードしたり、メディアを共有したりした場合は、ウイルス対策ソフトでデバイスをチェックし、マルウェアに感染していないか確認しましょう。
- 銀行に連絡する。支払いをしてしまった場合は、銀行の不正利用対応窓口に連絡しましょう。取引方法や支払いのタイミングによっては、資金を凍結したり、支払った金額を取り戻せる場合があります。
WhatsApp詐欺からチャットやデータを守る
WhatsApp詐欺はどれも、考える時間を与えず、何らかの形でだまして行動を起こさせようとするものです。 例えば、車が故障して助けを必要としている家族になりすまして連絡してくるケースがあります。また、偽の採用担当者から求人を持ちかけられることや、ねずみ講への勧誘を受けることもあります。予期しない依頼を受けたときは、すぐに応じず、少し時間を置いて内容を確認するだけでも、詐欺の被害に遭うのを防ぐことができます。
日頃から適切なサイバーセキュリティ対策を心がけることが、最善の防御策です。二段階認証を有効化し、WhatsAppを常に最新の状態に保ち、不審なメッセージには注意しましょう。さらに万全を期すなら、こうした対策に加えて、CyberGhost VPNのような信頼できるVPNを併用するのもおすすめです。VPN自体は詐欺師からの連絡を防ぐことはできませんが、CyberGhost VPNは高度な暗号化によってインターネット通信を保護します。プライバシーを守ることができ、複数の対策を組み合わせて安全性を高めるうえでも重要です。
よくある質問
WhatsAppで最もよくある詐欺の手口は何ですか?
WhatsAppで最もよく見られるのは、なりすまし詐欺です。この手口では、詐欺師が助けを必要としている友人や家族、採用担当者、カスタマーサポート担当者など、普段なら信頼するような相手になりすまします。また、他の詐欺でも、信ぴょう性を高めるためになりすますことがあります。特に、知らない番号から知り合いを名乗って連絡が来た場合は、本当に本人なのか確認するようにしましょう。
見知らぬ相手にWhatsAppの電話番号を教えても安全ですか?
いいえ、安全ではありません。認証コード詐欺につながるおそれがあります。これは、攻撃者があなたのデバイスに認証コードを送り、それを教えるよう仕向けてくる手口です。通常、詐欺師に自分のデバイスを認証させられない限り、電話番号を知られただけでは、WhatsAppアカウントを乗っ取ることはできません。ただし、詐欺師はその電話番号を使って他の詐欺の標的にしたり、悪用する可能性のある見知らぬ人に共有したりすることがあります。
WhatsApp経由でハッキングされることはありますか?
いいえ、詐欺師がメッセージを送ってくるだけで、WhatsAppアプリやスマートフォン、ブラウザがハッキングされることはありません。ただし、フィッシングや偽のダウンロードリンクを使ってだまし、アカウントに不正アクセスすることや、デバイスにマルウェアをインストールすることがあります。例えば、懸賞に当選したと伝えて、賞品を受け取るためのリンクを送ってくることがあります。そのリンクは一見、有名なウェブサイトへのリンクのように見えますが、実際にはパスワードを盗み取るために作られた偽サイトです。
WhatsAppで詐欺師を通報するにはどうすればいいですか?
該当のWhatsAppチャットを開き、右上にある「⋮」(三点リーダー)のメニューをタップして、表示された一覧から「その他」を選択します。続いて「ブロック」をタップしてください。詐欺に遭ったかもしれないと感じたら、その番号からこれ以上メッセージが届かないよう、すぐにこの操作を行いましょう。あわせて、WhatsAppへの通報やアカウントのセキュリティ強化、詐欺の種類に応じたその他の対策も行うとよいでしょう。
WhatsAppで送られてきたリンクをクリックしても安全ですか?
送信者を信頼できて、かつそのリンクが信頼できるウェブサイトにつながるように見える場合に限り、安全といえます。詐欺師は多くの場合、リンクを使ってフィッシングサイトやマルウェアのダウンロードページ、その他の詐欺サイトへ誘導しようとします。詐欺を疑わせる行動の兆候が少しでも見られる場合は、特に注意してください。たとえ知り合いからのメッセージであっても、その相手のアカウントや電話番号がハッキングされている可能性があります。
詐欺師に情報を共有してしまった場合はどうすればいいですか?
まず、詐欺師をブロックし、WhatsAppに通報してください。アカウント情報を教えてしまった場合は、ログイン履歴を確認して、他のデバイスから不正にアクセスされていないかをチェックしましょう。新しいパスワードを設定し、すべてのデバイスからログアウトしたうえで、二段階認証(2FA)を有効にし、それ以上の不正操作を防いでください。金融関連の情報を教えてしまった場合は、利用している銀行の不正利用対応窓口に連絡し、指示に従ってください。
なぜ詐欺師はWhatsAppを利用するのですか?
詐欺師がWhatsAppを使うのは、利用者が非常に多く、簡単にコミュニケーションを取ることができ、情報を一斉に発信する機能も備わっているからです。さらに、エンドツーエンド暗号化や消えるメッセージなど、標準搭載のセキュリティ機能を悪用して、発覚を避けようとすることさえあります。とはいえ、WhatsApp詐欺の多くは、このアプリに特有のものではなく、SNSやメッセージングプラットフォームでも同様に見られます。
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